ブラジルには『ファヴェーラ』と呼ばれるスラム街が
いたるところに点在している。
そんなファヴェーラを多くの人たちが
よく見ようとすることはしない。
そんなファヴェーラで暮らしている子どもたちは
より良い暮らしを求めるが故に
プロサッカー選手を目指している話は有名。
すべてのファヴェーラを見たわけではない。
ただ何故彼らがプロサッカー選手を目指すのか?
その多くは
家族や兄弟の生活を助けたい。
そして自分の友達や地域を助けたい。
そのためにプロサッカー選手という道を選んでいる。
そんな彼らには
名声や名誉は2の次だ。
スラム街というコトバで
ある人が浮かんだ。
『ヴィガス・スワラップ』
「スラムドッグ・ミリオネア」という映画の原作となった
「ぼくと1ルピーの神様」の原作者である。
その彼のコトバを引用したい。
スラムは絶望の場ではなく
人々がよりよい明日のために戦っている場。
大切なのは「運」を自ら作り出すこと。
ただ待っていても降ってこない。
100%努力して初めて手にできる。
インドにはそんな物語があふれている。
僕は感じた。
スラム街の方がよっぽど夢がある。
平凡で何も困らない生活の中には
どんな夢があるだろうか?
この映像を見てほしい。
「伝説のスピーチ」
そのスピーチ内のコトバが頭から離れない。
僕がお金持ちだったらなぁ..。
家のない子供すべてに
食べものと、着るものと、
薬と、住む場所と、
やさしさと愛情をあげるのに...。
恵まれない環境にいる側の人間は
人としての豊かなココロを持っている。
しかし、
恵まれている環境にいる人間の中で
人としての豊かなココロを持てている人は
そう多くないのが事実だ。
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