2013/06/13

【 isto e aquilo 】 世界のサッカー強豪国における育成現場の常識

スペイン、イタリア、ドイツ、ブラジル、アルゼンチン…


サッカーの歴史の中で、歴史に名を刻む成績や選手が必ず出てきている。


その背景には、強豪国が強豪国になるために長いサッカーの歴史の中から導き出された答えがある。


それは、育成年代で、どのような環境下でプレーを磨いていくか?


その結果、強豪国が独自で進化、発展してきたサッカーのスタイルがある。


ハーレンフスバル、ファイヴアサイド、ハビーフットボール、フッチボウヂサロン、フッチボウヂプライア、フッチボウソサイチ…


その共通点は…

少人数・狭小コート・ボールの種類・試合形式




そこから何が磨かれ身についていくのか?

ボールコントロール・テクニック・判断力・選択肢・駆け引き…



サッカーに必要な技術的なスキル、戦術的なスキルなどをそれぞれの国独自のスタイルで育成し、そのスタイルがそれぞれの国独自のサッカースタイルとして表れている。



当スクールも11年前、スクールを始めた時に多くの地域の少年サッカーチームの指導者がこう言っていた。

「フットサルをするとロングボールが蹴れない」
「視野が狭い」
 「体力がつかない」

まとめると、「フットサルするとサッカーが巧くならない」とずっと言われ続けてきました。


そして、6,7年前からSSC光が丘の方にご協力いただき「マクドナルドカップ」と称した低学年の7人制のサッカー大会、3号球を使ったフットサル大会を開催していただいてきました。



それがいまはどうでしょうか?



8人制大会が導入され、フットサル大会も3号球が導入されるまでになりました。



地域の少年サッカーチームの指導者を決して否定しているのではありません。



指導する上で、指導方法を学ぶことはもちろんとても大切なことですが、強豪国が確固たる指導哲学を築いたその礎には強豪国が強豪国になるためにしてきた歴史的背景をしっかりと理解することが大切じゃないかなと思う。


そこから、日本という国を、いやそれぞれの地域のサッカー環境をみた時に、世界の強豪国と並ぶためにグラスルーツレベルで必要なことをしていくこと。



それが当スクールの場合は、世界で最も選手を輸出しているサッカー大国ブラジルのスタイル「フットサルによる選手育成」を手本としてできたのが今のカタチっていうだけ。



それを「所詮スクール」というサッカー指導者がいますが、そうとは言わずお互いが協力し、持ちつ持たれつという姿勢で、それぞれの立場で子供達を育成していくことの方が2倍3倍…いやそれ以上に多くの選手を育てることができ、日本という国が世界の強豪国とより早く肩を並べられるんじゃないかなって思う。



前置きがすごく長くなってしまったけど、現フットサル日本代表監督ミゲル氏がこんなことを話しています。


ジーコも同じこと話していたけど。



http://www.soccer-king.jp/sk_blog/article/79640.html

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