【 Report 】 BRASIL 2009 vol.004   Todo é bola

『すべてはボール』



このコトバは、サンパウロのパカエンブースタジアムにある

サッカーミュージアムのある一角に書かれていたコトバ。


そのコトバの下には、約12種類のボールが展示されてあった。

ただその多くのボールを日本では「ボール」と呼ばないだろう。



ブラジルのボールで有名なのは、


・ ココナッツ

・ 新聞紙を丸めたもの

・ 靴下を丸めたもの

これらは多くのブラジル人選手たちが幼少期に

ボールを買えなかった逸話としてよく耳にするボールだ。

だが他にはボールはある。

・ マッチ箱

・ 空き缶をつぶしたもの   

etc...

日本のサッカーミュージアムはどうだろうか。

戦績や歴史ばかりでサッカーの本質を

展示することはないだろう。

それととても印象的だったのは

サッカー王国ブラジルのミュージアムに

101年前に日本から最初に移住した

日本人家族の写真も展示されていることだった。

王国ブラジルのサッカーミュージアムは

サッカーだけ伝えてはいなかった。

多くのブラジル人がよく口にするコトバ

O Futebol é minha vida.(サッカーは人生そのものだ。)」

その人生には歴史が必ずある。

その長いブラジルサッカーの歴史の中には

多くの日系人サッカー選手が存在することも事実。

その日系人が日本のサッカー界にも

影響を与えてきたのも事実。

そういうことも配慮している王国のサッカーミュージアムには

サッカーに対する本質的な考え方が日本とは根本的に違っていた。

もちろん、ブラジルにサッカーを初めて持ち込んだ

イングランド系ブラジル人のことも展示されてはいた。

多民族国家であるが故なのかはわからない。

ただサッカー大国と呼ばれるブラジルで

サッカーを語る上でルーツをも大事にする

ブラジルの姿勢に感服した。

そんなサッカー大国にレベルだけで

追いつこうとするには次元が違いすぎる。

サッカーミュージアムオフィシャルサイト

MUSEU DO FUTEBOL

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