2009/04/16
【 Report 】 BRASIL 2009 Vol.006
ブラジルの名門クラブの現状
今回訪れたサンパウロ州には、サンパウロだけじゃなくブラジルを代表する名門クラブが多く存在する地域でもある。
・ サンパウロF.C
・ コリンチャンス
・ サントスF.C
・ パルメイラス ...
この名門クラブに限らずほとんどのクラブは、会員制スポーツクラブという組織になっている。
そしてサッカーのセクションだけではなく、フットサルのセクションもある。
さらにはバレーボール、バスケットボール、水泳なども。
それだけではない。
それらのセクションには、スクールからトップまでのカテゴリーが存在している。
そのクラブの会員になっているのは、そのチームのサポーターがメイン。
上に書かれた名門クラブでさえ会員数はざっと10万人を超える。
ここまででもJリーグのクラブとは、格段に違いがある。
多くのクラブが取り入れているのは、より効率よく選手を育成できるようにと13~14歳までフットサルを必ずと言っていいほど行っている。
フットサルにはサッカーに必要な要素が凝縮されていることを誰もが知っている。
”13~14歳”という時期がポイントだ。
この年齢までに、基本的な技術の習得はもちろん
個人戦術からグループ戦術
さらにはフィジカル的要素を効率よくトレーニングできる。
そして競技選手として
『サッカー』 もしくは 『フットサル』
を選択する。
プロデビューを18歳としても
4~5年間でプロとしての必要な部分だけを学べる。
だから充分時間がある。
逆に12歳までは日本の子がうまいといわれながら
なぜそこから先に急激なレベルの差が生じるのか?
多くの指導者が考えなくてはいけない問題だろう。
現にこういうことを考えて指導している指導者が少ないもの事実。
2009/04/15
【 Report 】 BRASIL 2009 vol.005
疑問を抱いている人が少なからずいると聞いてます。笑
なので証拠を。
宿泊したニッポン・カントリー・クラブのサイトに遠征のことが載っています。
NIPPON COUNTRY CLUB
遠征した子供たちが交流した写真も載っていますよ。
ぜひ見てみてください。
【 Report 】 BRASIL 2009 vol.004 Todo é bola
このコトバは、サンパウロのパカエンブースタジアムにある
サッカーミュージアムのある一角に書かれていたコトバ。
そのコトバの下には、約12種類のボールが展示されてあった。
ただその多くのボールを日本では「ボール」と呼ばないだろう。
ブラジルのボールで有名なのは、
・ ココナッツ
・ 新聞紙を丸めたもの
・ 靴下を丸めたもの
これらは多くのブラジル人選手たちが幼少期に
ボールを買えなかった逸話としてよく耳にするボールだ。
だが他にはボールはある。
・ マッチ箱
・ 空き缶をつぶしたもの
etc...
日本のサッカーミュージアムはどうだろうか。
戦績や歴史ばかりでサッカーの本質を
展示することはないだろう。
それととても印象的だったのは
サッカー王国ブラジルのミュージアムに
101年前に日本から最初に移住した
日本人家族の写真も展示されていることだった。
王国ブラジルのサッカーミュージアムは
サッカーだけ伝えてはいなかった。
多くのブラジル人がよく口にするコトバ
「O Futebol é minha vida.(サッカーは人生そのものだ。)」
その人生には歴史が必ずある。
その長いブラジルサッカーの歴史の中には
多くの日系人サッカー選手が存在することも事実。
その日系人が日本のサッカー界にも
影響を与えてきたのも事実。
そういうことも配慮している王国のサッカーミュージアムには
サッカーに対する本質的な考え方が日本とは根本的に違っていた。
もちろん、ブラジルにサッカーを初めて持ち込んだ
イングランド系ブラジル人のことも展示されてはいた。
多民族国家であるが故なのかはわからない。
ただサッカー大国と呼ばれるブラジルで
サッカーを語る上でルーツをも大事にする
ブラジルの姿勢に感服した。
そんなサッカー大国にレベルだけで
追いつこうとするには次元が違いすぎる。
サッカーミュージアムオフィシャルサイト
2009/04/11
【 Report 】 BRASIL 2009 vol.003 王国ブラジルの現状
今回のブラジル遠征でブラジルへは5回行った。
距離にするとどれ位だろうか...?
おそらく地球を2周半くらいしているだろう。
去年もブラジルへは行ったがブラジルの現状はよくなっている。
ある雑誌には大都会であるサンパウロではいいサッカー選手が育たないと書かれていた。
その理由は、経済発展とともに学歴も重要視されてきているからだろう。
ただ王国ブラジルでサッカー選手を目指す大半は裕福ではない環境は全く変わらない。
ブラジルでは「教会」と「サッカーコート」は必ずどんな小さな町にでもあるというくらい。
それがいくらサンパウロのような大都会でさえも街を歩けばいくらでもアスファルトのフットサルコートはいたる所にあるし、郊外へ行けば木でゴールを作ったサッカーコートもある。
いつでも、どこでもプレーできる環境はある。
そこでプレーしているのはいつも子供たちだ。
王国ブラジルには一般市民でさえ『本質』という「サッカー王国ブラジルのスタイル」を知っている。
それは子供の試合でも一緒だ。
下の写真はU-15の試合のハーフタイム中に子どもたちはペラーダしている。
その子供たちの視線の先には、サンパウロだけではなくブラジルを代表する名門クラブでプレーするU-15の選手たち。
サンパウロFC U-15 x コリンチャンス U-15
この選手たちもまた未来のブラジルを担うサッカー大国の原石たちだ。
あと2~3年後にはこのクラブのトップチームでプロデビューをし、U-17ブラジル代表としてワールドユースに出場しているのかもしれない。
そしてまた数年後にはオリンピックやワールドカップに。
すでに海外でプレーしている選手もいるかもしれない。
パウメイラス U-15 x バルレイ U-15
そんな選手たちを間近で見ながら王国の子供たちは、自分も「あんな風になりたい」と思いを馳せ、今も街のあちこちでプレーをしている。
それがブラジルのサッカー文化だ。
その文化が崩れない限り、湧水の如く絶えずいい選手が生まれているに違いない。
2009/04/10
【 Report 】 BRASIL 2009 vol.002
今回はブラジルのサッカーの熱狂ぶりについて。
遠征期間中、所用があり村井さんと空港へ。
目的は名古屋オーシャンズでプレーしていたボラ選手とマルキーニョス選手を迎えに行くため。
大会終了後、あわてて空港へ向かった。
着いてすぐに到着便をチェックすると遅れていることがわかり、空港内で村井さんと夕食をとることに。
この日の空港は、熱気ムンムンだった。
というのもワールドカップ南米予選があるから。
この日のカードは...
ブラジル vs. エクアドル
ご覧の通り、空港内のモニター全部ブラジル代表戦だった。
どこもかしこもモニターの前はブラジル人。
空港内のモニターはレストランも合わせるとざっと30台以上ある。
僕と村井さんのいるレストランもたくさんのブラジル人がモニターに釘付け。
家族や親友などを出迎えに来たブラジル人は、出迎えに来たことさえも忘れてしまうほどだ。
2009/04/09
【 Report 】 BRASIL 2009 vol.001
到着してすぐに『時差ボケ』対策をした。
日本とブラジルは、時差が-12時間ある。
子供たちのカラダをブラジルの時間に適応させなくてはいけない。
1週間ほど一足先にブラジルへ着いていた親友・オスカーがブラジル流の時差ボケ対策を子供たちに講じてくれた。
スクールでもよく遊びのウォーミングアップをするが、ブラジル流はもっとおもしろい。
コートにあるベンチや机までもゴールにしてしまう。
日本ではウォーミングアップというと、『カラダをほぐすため』
という認識が多いようだが、
ブラジルでは遊びの中に
『ココロ』と『アタマ』をほぐす
という認識の方が強い。
『楽しければ集中する』
この日はいろんなアップをして体を動かして終了。
今回のブラジル遠征は、いつもお世話になっているサンパウロフットサル連盟のロベルト村井氏、そして、名将オスカー氏から直にコーチングを受けられることも今回の遠征の一つの魅力でもある。
今日のとこはこの辺にしとこ。
2009/04/08
【 Report 】 Come back!!
色々とバタバタしているので、落ち着いたら少しずつブラジルでのことをアップしていきます。
たぶん明日から書いていけるかな...。
【 体験入会でご連絡いただいている方へ 】
長らくお待たせいたしました。
今週から通常通りスクールを行いますので、ぜひお越しください。
お待ちしております。
【お知らせ】本日(10/16)のスクールについて
スクール生保護者各位 本日は降雨により、代替施設にて時間と場所を変更し練習を行うことと致します。 時間は以下の通りです。 ◆時間> 【育成スクール】ベーシッククラス 19:00~20:00 【育成チーム/U-15】 ジュヴェニウ 19:30~21:00 ...
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【 なぜ1ヶ月間無料体験入会なのか? 】 はじめての環境に身をおいた時には誰もが萎縮したり、緊張したりするものです。 また、曜日や人数によって個々に目を配りながら、練習メニューを調整したりもしています。 子供達には一ヵ月の間、何度でも体験していただき、楽しさや空気感を充分に感じ、...
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昨日(3/18)もジュニアクラスに3名体験に来てくれました! □体験入会者 : 1年生 - 2名 (板橋区) 3年生 - 1名 (板橋区) ここ最近、板橋区のチームからの入会が多いですね。 体験入会に来てく...